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2005.11.16

ブログを始めたほんとの理由

睡眠3時間で挑んだのは、魔の13.5時間労働・・・

模試監督って、受験する側には想像もつかないほどハードなんだね。

自分の立場が受験生から模試監督に変わって初めて気づいたよ。

あまりにも疲れ過ぎて、その日は帰宅して即就寝。

さらに月曜日は夜6時には爆睡状態で(母上 談)、結局13時間就寝^^;

 

予備校でのこと―――

ある休憩時間中監督してる教室から出たとき、仲良し(、と勝手に俺は思ってる)の生徒さんと会ったんだ。

実は、その生徒さんがこのブログを始める直接のきっかけになったんだってことを、今日は告白することにしよう。

 

生徒さんの名はR。彼女は、県内でもなかなかの進学実績を誇る公立高校の3年生だ。

(多分、俺とテストで勝負したら、彼女のほうができるんだろうな・・・)

Rさんは俺のクラスではないんだけど、嬉しいことに、俺が通ってる大学に行きたいらしく、大学のことでよく話をするようになった。

ある日、Rさんは自分の担任を探しにきたんだけど、ちょうどその日担任は休みで、何故か隣のクラスの担任の俺のところに来たんだ。

「今日授業出なくてもいい?」元気のない声で彼女は言った。

だから、「どした? 具合悪い??」ってきいてみた。

話をきいていくうちに、Rは受験からのプレッシャーにたったひとりで耐えていることがわかった。

あぁ、今年もそんな時期が来たか。―――懐かしいなぁ。

そんなことをふと考えていたら、急にRは泣き始めた。

女の子が目の前で泣き始めることほどびっくりすることはない。

Rを奥に連れて行き、こんなことを話した。

 

「自分よりまわりのみんなのほうが頑張ってて、成績もいい」

それは、実はみんなそう思ってる

だって、高校生はみんな朝から夕方まで高校に行ってるんだもん、高校生が受験だけのための勉強する時間なんてそんなに取れないよ。

じゃあ、一体どこで差が出るのか?

それは、気持ち

「もうだめだ。みんなのほうが勉強してて、自分は勉強不足だ↓↓」

そんな気持ちの奴に春は来ない。

がくる奴は、こうだ。

「最後まで頑張る。とにかく、勝つ!!!

―――強気で行け。

 

それにしても、俺のこの人生18年の中でも5本の指に入るほどの過激な体験だった。

と、同時に、誰かを励ますことにやりがいを感じた。

受験生は、きっと自分にのしかかる「受験」という名の漬物石を、いっしょに担いでくれる人を求めている。

漬物石の下にもぐりこんで、ひとりでも多くの受験生の心の支えになりたい。

 

 

こうして、このブログを始めた。

 

日本中の受験生にエールを送る。

―――桜、咲け

 

 

Rが目の前で泣き出したことと、119番にイタ電して逆探知されて、消防署のおじさんに派手に怒られた上に親父のハイキックくらったことだけは、一生忘れないだろう。

 

模試の日、Rの顔はもう曇ってはいなかった。

俺の話が彼女の力になったかはわかんないけど、少なくとも、彼女との話のあと、ふたりの間にあった重苦しい空気が吹き飛んで、気持ちが軽くなった、そんな気がした。

 

つらいときは人と話をする。   これ、いいかも。

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